レイちゃんの、どぶソーダ

外飲みする時、メニューにあればほぼ100%の割合で注文する大好きなお酒。

どぶソーダ。

奈良県の久保本家酒造さんの「生酛のどぶ」を炭酸で割ったもの。

炭酸は好きなのに、ビールがそれほど得意ではないワタシにとって、
このどぶソーダは「神」ですっ。

何杯でも飲めちゃうんですから(笑)

多分この十数年で、100人以上の方に作っていただいたと思う(笑)
どぶとソーダの割合、氷の量、炭酸の強弱、どぶを入れるタイミング…。

みんな違って、みんな美味しい。

その中で、
「にほんしゅ屋nicoシマウマ酒店」さんでアルバイトをしている
レイちゃんが作ってくれるどぶソーダが気に入ってます。

なんだろう…、彼女が作るどぶソーダは群を抜いて美味しい。

「どぶソーダお願いしま～す」
って注文すると、
「ありがとうございます！注文お待ちしてました！」
「ありがとうございます！心を込めて作ります！」

マスク越しからも分かる笑顔と気持ちの良い返事が返ってくるし、
一生懸命に作るれいちゃんの姿をカウンター越しに見るのも気分が良い。

シマウマnicoのどぶソーダ作りを見ていると、
冷えたグラスに氷3個入れて、
サーバーの炭酸を氷に当てないようグラスの縁から丁寧に注いで、
しっかりと撹拌したどぶをあらかじめチロリに準備しておいて
間髪入れずに静か～に静か～にどぶを注ぐ。
ステアは1回、追い炭酸を最後にちょっとだけ。


簡単そうに見えるけど、
この工程のどこか一ヵ所でも狂うと、たんなる濁り酒のソーダ割にとどまってしまう。

れいちゃんの作るどぶソーダは、
一つ一つの工程を正確に丁寧に作るからこそ二層になることが多い。

一杯600円ほどのドリンクなのに、
仕事の疲れも吹き飛ぶような爽やかな一杯に仕上がっている。

まだ大学生の彼女から、
目の前にある仕事を忠実に、真剣に取り込む姿勢、
前回よりももっと美味しくなるよう、自分自身への挑戦、
「心を込める」というサービスの基本のようなものを
社会人歴30年のワタシの方が教えられている気がします。

れいちゃんのどぶソーダ。
オススメ！！

また飲みに行こう♪

一人ぷしゅ～をしたくて。

仕事の帰り道。
イッパイやっていきたくなって、いつものお店に足を運んだがお休み。
それではと系列店を目指したがこちらもお休み。
もういっちょともう一つの系列店…と、まさか、こちらもお休み。

チェッ、ついてないぜ(笑)
でもまぁ、そんな晩もあるよね～。

それでもどうしても気分転換がしたくて。
飲むモードから頭が離れず、帰り道に見つけた居酒屋さんの店構えに惹かれて入ってみることに。

アルコール消毒ではなく、手洗いをして入店。
席に着くと名前を連絡先を聞かれます。
今どきの義務ですね。

何を食べようか飲もうか…。
やっぱ一杯目は生ビールかなぁ…。

本日のおすすめ壁掛けメニューを眺めると、

『はるこいがある、まだ今季は飲んでなかったっけ』

と、生ビールではなく一杯目から日本酒スタート。

新澤酒造店さんの限定品。
春らしい綺麗なピンク色のにごり酒。
絹のように滑らかでピチピチガス感が飲みやすい。

お通しは新ワカメ。
旬の食材でのお通し、いいですねっ！
かかっている白い粉はなんだろう？
コクと塩味とほんのり甘味。

「この白い粉は…粉チーズですか？」
「白胡麻ですよ」

言われてみればそうだ、胡麻だ、胡麻の味がする。
…チーズと胡麻の味違いもわからんのかワタシは、と一人突っ込み(笑)
この肴、美味しかったので家でも作ってみよう。

ツマミはどうしようか。
おすすめメニューに「ほろよい豚」ってのがある。

「ほろよい豚の生姜焼きって、お酒使った料理なんですか？」
「【ほろよい豚】っていう酒粕を餌にした豚がいるんですよ、柔らかくて美味しいですよ。
ロース肉を焼き上げます」

へぇ～～ほろよい豚という品種があるんだ。
豚を酔わした料理だと思ったわ。

ほろよい豚：酒粕を給餌することで脂肪酸組成のオレイン酸が高く、リノール酸が低くなりました。一般的にオレイン酸は香りと食味（旨味）にプラスで、リノール酸は食味にマイナスと言われていることから肉質はやわらかく、脂身に旨味と甘みが増しています。

豚と生姜、食欲くすぐる香りの一皿。
肉料理の登場時ってテンションあがる。

「上にのってるオロシ、これ全部生姜ですか？」
「いぇいぇ、大根と玉ねぎなど混ぜてますよ」
「…ですよね、全部生姜だったら辛くて食べれないですよね、ハハハ（苦笑）」
「ハハハ…（苦笑）」

そうとう疲れてるな自分、気分転換に寄り道してよかった。
と前向きに考えます(笑)

豚にはやはり蔵王でしょってことで蔵王にごり酒をチョイス。
甘ったるくなくスッキリした蔵王のにごり酒は肉の脂とよく合います。

もうひとつ肴を何か…。
家ではなかなか作らない「鰤の照り焼き」にしよう。

「これに合うお酒は…海側のお酒は墨廼江だけですか？」
「墨廼江が海側のお酒ってよくご存じで！」
ちょっと褒められた（嬉）

鰤に合うお酒を教えていただいたが、今夜は宮城県シバリしようと思って墨廼江をチョイスです。

瓶を見て
「ＧＩＮＮＯＩＲＯＨＡ…吟のいろはのお酒なんですね、この瓶、ローマ字だとオシャレに見えます♪いつもの墨廼江っぽくないわ～。」
「吟のいろはご存じとは、日本酒お好きなんですね。」

お酒は好きを通り越して生活の一部です。

トンチンカンな事を言いまくった気もしますが(笑)
親方のほんわかした空気感と、旨い肴、好きな日本酒に囲まれて、
小1時間、とても心地良い時間を過ごせ善き気分転換となりました。
こういう時間って大事です。
また近いうちに伺いたいです。

和食とごはん　じざい　：仙台市青葉区中央4-9-6　佐藤ビル2F

大手町にこらす秘密基地

過日のこと。

大手町にある最強居酒屋「にこらす」さんの建物の二階に【秘密基地】ができたそうでうす。

秘密基地？！
個室でなくて？隠れ家でもなくて？秘密基地？？って…
さすがです！ネーミングセンス抜群です(笑)
どんな場所になっているのか…百聞は一見に如かず。
お邪魔してみようよー！と気さくな仲間と共にで突入してきました。

にこらすさんお隣にある不動産屋さん隣のドアから入ります。
っと。その前にお店に一度顔を出しましょう。
秘密基地利用時は前金制なので、お店でお支払いをしてから基地に入ります。

ドアを開けて靴を脱いでから階段を上がります。
めっちゃ昭和チックな階段ですので、落ちないように…。

想像以上に開放的な空間と清潔さ。
テーブルは会議室にある長机なのかな？パイプ椅子かな？
なんて予想していたのに、良い意味で裏切られた。
ベランダまである！　トイレもある！

東西に窓があるため、このご時世の「換気」も完璧大満足。
お店の一角にある個室だと、自分達だけのために窓開けたり室温調整したりって難しいじゃないですか。
ここは完全に自分達だけの部屋、基地です。
周りに気兼ねしなくてもよいです。
自由です。
話の内容が漏れることもありません。
内緒話に最高ですっ(笑)

すばらしいーーーーー！！

私の大好きなどぶが特等席に鎮座。
小原さんありがとうございます。

スタッフが常在してはいないので、ドリンク類は自分たちで作らねばなりませんが、
ありとあらゆるドリンク類がそろってるし、ビールサーバーも自由に使える。

初めての人には生ビールの注ぎ方も教えてくれます。
お店でいただくような綺麗な泡ビールは作れないけど、
日本酒メインのメンバーなのでそこはあまり気にせず。
夫は泡なしビールを楽しんでましたね。

冷蔵庫には10種類の日本酒とワインとジュースと水と…

全部飲み放題です。

グラスもしっかり冷やされてて、
隅々までの気配りに
最強の「秘密基地」です。

【本日は秘密基地へようこそ！
　とりあえず
　冷蔵庫の野菜室から
　ウェルカムアミューズ取り出して
　お召し上がりくださいませ。
　心行くまでお楽しみください。】

のメッセージがテーブルに。
こんな宝探しのようなのも秘密基地らしい。

野菜室に入っていたのは金目鯛のにこごりでした。

にこらすさん定番の一品ですね。
懐かしい味です。

ほどなくしてお重が届きます。

この日のメニューは
・あん肝、タラキク二種
・生湯葉と揚げ茄子、真子あんかけ
・山あさつきとホタルイカのぬた

・蕪のゆず塩麹漬け
・活蛸生若布とんぶりポン酢

・シャインマスカット、クリームチーズ、ハモンセラーノ巻き
・ぷりぷり海老の大手町揚げ
・自家製ハタハタ寿司
・活蛸生若布とんぶりポン酢
・本日のお楽しみ揚げ物♪

スタッフが何度も行き来しないようお重ってのがいいですね。

ただ、ここで。

あれ？

私の葉っぱしかない？？

皆さんのお重を覗くと、全員がレタスのみ。

全員が頭に？？？(笑)

お重を運んでくれたスタッフに尋ねると、
「そちらには揚げたてをお運びしますのでレタスは残しててくださいね」

そーゆーことかっ！

「おまたせしました！」

揚げ物っていい香り。

いぶりがっこと・・なんだったっけかな、旨かったのは覚えてます。
この揚げ物、太陽ソースと合うんですよね。

鰤と鰆の炙り塩焼き。
にこらす定番肴のひとつ。
一切れが大きいのもにこらす風(笑)

追加で頼んでおいたきりたんぽ鍋。

肉に火が通ったらきりたんぽを入れて煮込みます。
この出汁が旨いんですよね。
コクと旨味はあるがくどさがなく細胞にしみる出汁。
きりたんぽ鍋選手権があったら間違いなくNO.1になる鍋です。

鍋の〆にはちゃんぽん麺がでました。
きりたんぽ食べた後にちゃんぽん？
きりたんぽってご飯だよねぇ…
ごはん食べた後にラーメン食べってっていうの？(笑)
もぅお腹いっぱいです！

冷蔵庫のお酒、持参したお酒をあれこれ飲んで、
自分たちの好みの温度にお燗したりソーダ割作ったり。

窓を開けて換気しながら、
お互いの近況報告やらアレコレお喋りしてお腹の底から大笑い！
こういう時間ってやはり大事。

まだまだコロナ禍ではありますが、
自分たちの体調管理と手指消毒、マスク会食、定期的な換気、
衛生面でのお店側の気配りで、楽しむ時間は工夫次第でいくらでも作り出せます。

にこらす秘密基地は6人～8人での予約ですが、
こういうご時世なので4人でもOKのようです。
一人5,000円（税込み）、鍋などのオプション追加は別途料金。
今回はきりたんぽ鍋を追加したので一人5,900円（税込み）でした。
利用時間は150分。
10分前にインターホンで知らせの電話が鳴るので（カラオケボックスみたいですね）
時間になったら帰りの支度を始めます。
片づけは不要。

仙台駅からは少し距離がありますが、地下鉄東西線利用してもいいし、タクシーでも1000円程でしょうか。
職場の宴会には最適だと思いますよ。

特にウチの職場はほかに聞かれるとヤバイ事話すので…(笑)
毎回個室が絶対条件。

次回は10年間あたためてたチケット持ってお店に伺おうかなと。

10年前のドリンク1杯無料券ですが使えますよね(笑)

毎年恒例「鶏せんぼん」へ

2022年。
なにか新しいこと始めたいと思い、
立春を機に数年ぶりのブログ再開してみることにしました。

こんなにSNSが多様している今、
「なぜに今ブログなの？」と自分でも思いますが(笑)
我が家にとっての備忘録が必要になりましてね。


さて、一発目はお正月のことから。
恒例になった（ってまだ二回目w）
「新年は相馬の鶏せんぼんに行こう！」と、
〇〇隊長発令の元、特急日立に乗り込み大人の遠足してきましたっ！

寒ッッッ！！！！！
仙台も寒いが相馬はもっと寒いっ！

テカテカの路、飲む前に転んでケガでもしたらシャレになんない…、
そろそろ忍び足で入店ですっ。

店主のワタナベさんにご挨拶。
ワタナベさん、あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします！

新年の挨拶は仙台東口の人気店主の一声で。
ふるまい酒をいただきながら
みんな仲良しどぶソーダ（夫だけ生ビール）で、はじまりはじまり。

この日は満席でした。
しかも、予約電話じゃんじゃん鳴ってるし…来店されてもお断りされてたり。
コロナが落ち着いてきたかな…としみじみ実感した日でした…。

つきだし
「もずく酢の雲丹乗せ」
「なめ茸大根おろし」

小鉢といえど、かなりボリューミーな鶏せんぼんさん。

モモ・砂肝。
炭焼きうまし、焼き鳥大好きの酒飲み軍団。

この日の料理はおまかせで、足りないときは各々追加です。

年中Tシャツ姿の兄さん、
「間にこういうのはさんでくるのがオレ、好きなんだー！」


…そんなにパンが好きですか？(笑)

みんな大好き鶏レバー。
レバー苦手な夫も鶏せんぼんさんのだけは好んで食べてます。
鮮度なのか、焼き加減なのか、ほんとに旨いのですよ。

れんこんの炭火焼。
れんこんってじっくり炭火で焼くと、
繊維がほぐれて里芋みたいなねっとりした食感になるんだね。
野菜大好き！

軟骨のこりっこり、紫蘇の風味、つくねウマシッ。
ネギマもウマシッ。

ハツとプチとトマト。
ハツLOVE女性陣多かったですね。

焼き鳥屋さんで手羽先はマスト。

このほかにうずらも食べたようで…。

そういえば、酒の写真が一枚もない…(笑)
福島県のお酒、お燗酒、かなりの種類いただきました。
よく飲みましたね。

久しぶりの飲み会ですが、ボックス席ではなく、
カウンターに並んで一列に。

いやぁ、よく飲みよく食べ、よく笑った！

※だれかは寝るんだよね…(笑)


この日、誰もが2022年は自由に動ける1年になると信じてました…。

まさか、2年経っても規制ある日々が続いているとは思わず…。

それでも、来年も同メンバーで、ここに、鶏せんぼんさんに来れますように。
皆様がHAPPYな2022年になりますように。

そんな願いを込めながら、縁起物、ラッキーYEBISUをいただいておひらきです。
久々に出逢ったよっっっ！！

帰りの電車は普通電車。

この後、我が家は速攻布団へドロン♪しましたが、
みなさまは、仙台っこラーメン食べに行ったらしいですね…(笑)
どんな胃袋してるんだか。


これぞ正月！となった宵に感謝です。